東海道御案内
江戸中期の本を見ると、菓子には三種あった。
一、は、水菓子、クダ物を言う。
クダ物を水菓子とは うまい表現。
二、唐菓子とは中国渡来菓子。
三、もう一つは南蛮菓子である。
文明開花時代のこと。
「カステラ」の話
南蛮菓子が渡来したのは天文十八年(一五四九)、フランシス・ザビエルが旧教を広めるために来朝した時に土産に持って来たのが始まり。スペインにカステイラ王國というのがあった。これをポルトガル語式では「カステラ」となる。この王國で出来た菓子を「カステラ」という様になった。
